外国人にインタビュー第4弾!
今回はつい最近来日した、日本語が堪能なイラン人留学生にインタビューしました!
今回の来日は2回目だということで、
〇 なぜ日本に興味を思ったのか
〇 日本での思い出
〇 好きな日本の有名人
〇 おもしろい日本語
などなど、様々な質問を日本語で聞きました!
フルバージョンはYouTubeに動画をアップしています。
それでは早速いってみよう!
イランで日本語を専攻!

まず気になるのがどうしてイランで日本語を勉強しようと思ったのか。
もともとは大学で英語を専攻していたそうですが、イランの最難関大学といわれるテヘラン大学に入りなおして日本語を専攻することにしたそうです!
日本との出会いは高校生の時にアニメを観たこと!ナルトやブリーチを見て日本に興味がわいたそうです。
その後、日本の50・60年代の映画にも触れ、
➤ 黒澤明
➤ 溝口健司
➤ 大島渚
などの映画監督の作品も観て、
日本語で映像作品を観たいと思って日本語を専攻する決意をしたそうです。
とはいってもすでに別の専攻で大学に進学していました。
それでも日本語への情熱を抑えることはできず、受験勉強を経てイラン最難関大学に入学しました。
今では日本語学習歴5年で、流暢に日本語で話せるようになっています。
YouTubeで動画版を観てもらうと分かるよ!アニメや映画の力はすごいですね!
好きな日本人は?

好きな日本人は、映画監督の大島渚氏とワンピース作者の尾田栄一郎氏だそうです。
日本語との出会いがアニメと映画だったので、2人のことが特に好きだそうです。
尾田栄一郎氏の人気はすごいですね。ほかの国の方にもファンがとても多い印象です。
イランで有名な日本人は「おしん」!

イランで有名な日本人は意外にも「おしん」だそうです。
日本だと割と上の世代でないと知らない人も多いかもしれませんね。
イランで「おしん」が放送された際に、多くのイラン人の心をつかんだようです。
私もイランに行ったとき、私が日本人だと分かると「おしん!おしん!」と言われたことが何回もあります(笑)
年配の世代だけでなく、若い世代にも認知されているのもすごいです。
若い世代は日本の俳優や漫画家が人気だそうですが、彼の世代では日本人といえば「おしん」だそうです。
日本でのカルチャーショック

日本好きな彼が日本で感じたカルチャーショックはあるのでしょうか?
イランと日本にはやはり様々な違いがあり、彼もカルチャーショックをいくつか感じたことがあるそうです。
ゴミ箱ないっ!

まずゴミ箱が少ない!
特に東京ではコンビニで買い物をして出たゴミを家に帰るまでバッグに詰めておかなければならないので大変だと感じたそうです。
確かにゴミ箱少ないかもしれませんが、あったらあったで異臭が出たり虫が湧いたりして不衛生になりそうですけどね。どっちをとるかですね…
コンビニのセクシー雑誌

2つ目は、コンビニに堂々と置かれているセクシー雑誌!
これは日本特有かもしれませんね。
イスラームが政治の中心となっている現在のイランでは考えられないことなので驚いたそうです。
子供でも誰でも見えるところに性的なものを置くことに、違和感を覚える外国人はとても多いです。
売れてるから置いてるんでしょうけど…コンビニにある必要あるんですかね…
真冬のコスプレイヤー

3つ目は真冬のコスプレイヤーの服装!
とある冬のフェスティバルでコスプレイヤーを見かけたそうですが
驚いたのはコスプレイヤーそのものというよりも、その衣装!
真冬で寒いのに露出度が高い服を着て歩いていたそうです。
日本のコスプレイヤーの熱量に驚くと共に、
寒そうだなぁと心配になったそうです(笑)
日本でまさかのアクシデント!!

日本での悪い思い出は、スズメバチに刺されたこと!
何気なくいつものように道を歩いていたらスズメバチに刺されたそうです。
1ヵ月ほどかゆみと痛みがあって死ぬかと思ったみたい。
一般的に日本には虫が多く、虫が嫌いな彼にとっては日本での生活のデメリットになっているとのこと。
日本人でもそうそうスズメバチに刺される経験をすることはないですが、以前の1年の滞在で早速経験しているところは運が悪かったですね…
おもしろい日本語は「ちゃらんぽらん」

日本語を専攻しているとのことだったので、イランの公用語であるペルシア語と似ている日本語がないか聞いてみました。
「ちゃらんぽらん」という単語がペルシア語の単語と発音と意味がそっくりだそうです。
他におもしろいと思った日本語は、大阪弁!
大阪弁にはおもしろい単語や文章が多いと感じているそうで、
特におもしろいと思った単語は「しばくぞ!」
どこで聞いたんでしょう(笑)…
まとめ

いかがだったでしょうか?
アニメや映画で日本に興味を持って、通っていた大学を辞めて日本語に専攻を変えて5年。
様々なカルチャーショックを感じたり、スズメバチに刺されたりもしながら
大好きな大島渚と尾田栄一郎の生まれた日本で日本語を勉強しています。
日本への留学も実現した彼が、日本でこれからもいい思い出を作っていければいいですね!
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