英語の勉強が苦手。外国語を学びたいけど難しくて挫折しそう。
そんな悩みを抱える人はとても多いです。
日本で複数の言語が話せると「すごい!」と驚かれることが多いですが、世界を見てみると複数の言語を日常的に話している人は実はたくさん存在しています。
生活環境が大きな要因で日本人とは事情が違うというのは事実ですが、
日本にいる日本人でも複数の外国語を習得することは、誰でもできます。
言語学習に地頭は関係ありません。
今回は、日本語・英語・ペルシア語のトリリンガルで、オランダ語とスペイン語を学習中の私が
外国語学習を超効率化させる方法を紹介します!
それではいってみよう!
外国語学習は実は簡単!
冒頭でも話したように、外国語は誰でも習得できます。
そんなこと言われても実感湧かないよ~という人がほとんどだと思います。
確かに誰でもできますが、
学習するにあたって必要なこと、効率的な学習方法を知らなければできることもできません。
外国語学習に必要なこと3つ
必要以上に難しいと考えないマインドセット
まずは何よりもこのマインドセットがなければ外国語学習を効率化させることはできません。
日本人は外国語に対して必要以上に難しいと考えがちです。
これは日本人にとって英語が最初に学ぶ外国語であること、母国語である日本語がどの語族に所属しているのか不明な言語であることが原因でしょう。
ヨーロッパの国の人々は、ほかのヨーロッパの国の同一語族の言語を習得しやすいです。なぜなら文法や単語に母語との共通点を見出すことがよくあるからです。
例えばオランダ語は英語とドイツ語が混ざったような言語で、英語を習得した人にとっては学習しやすい言語だと思います。
しかし日本語と英語は文法も単語も似ている点が非常に少ないので、最初に学ぶ言語として英語は日本人にとって難しい外国語です。
ですが英語が苦手でもほかの外国語が得意になることはあり得ます。
英語が難しいからと言って外国語学習が難しいとは限りません。
英語は比較的触れる機会が多く、必要とされる場面が多い外国語なので英語を習得している日本人はたくさんいます。
もし英語が世界的に話されている言語ではなかったら、日本人で英語を習得できる人は非常に少なかったはずです。
詳しいマインドセットについては別の記事にまとめているのでそちらをチェックしてね!
目的を明確にしてモチベーションを維持すること
目標がなければ何事も頑張り続けることができません。
外国語学習を超効率化するとは言っても、簡単にするというわけではなりません。ときにつまづくことは誰にでもあります。
明確な目標を持つことで困難を乗り越えて外国語を理解し話すことができるようになります。
目標はなんでも大丈夫!
✔ その国の人と付き合いたい!
✔ この国に移住したい!
✔ 映画をその言語で観たい!
✔ 本をその原語で楽しみたい!
✔ 旅行に行ったときに少しは現地語で話したい!・・・
などなど、自分になぜ今その言語を学習しているのかを説明して納得できれば何でもOKです。
そこからさらに踏み込んで、
いつまでにどこまで理解できるようになっていたいか、タイムリミットを決めておくのも効果的です。
ネイティブスピーカーと仲良くなろうとする意志
外国語学習に限らず、何事も楽しくなければ続きません。
学習している外国語を母語として話す人々と話すことが楽しいと感じられなければ、学習のモチベーションも低下してしまうでしょう。
その国のことが本当に大好きでもっと現地の人々と話せるようになりたいと思っている人は、そうでない人に比べ早く言語を習得することができます。
YouTubeチャンネルで外国人にインタビューをしている動画を投稿していますが、これまでインタビューした日本語が話せる外国人が口をそろえて言います。
日本語が話せるのは日本が大好きだからだ!と
今まで日本嫌いで日本語が話せる人は見たことがありません。
(いないわけではないと思いますが圧倒的少数派です。)
外国語を学習するということはその言語が話されている地域の文化も学習するということです。
文化を理解してネイティブスピーカーと仲良くなりたいという意思があれば、積極的に外国語学習は難しく感じないでしょう。
最低限の英語力
英語は世界で最も話されている言語です。
もしあなたが英語以外の言語を学習しようと思っているなら、その言語を教えてもらえる人に質問したり、ネットで文法について調べることがあるでしょう。
英語が全く理解できなければ、
日本人でその外国語を理解している人や日本語が流ちょうなネイティブスピーカーを探したり、日本語のサイトで調べたりするしかありません。
メジャーな言語であればそれで事足りるかもしれません。
ただマイナーな言語の場合は英語の文献に頼ったり、英語を介してネイティブスピーカーに聞かなければならないことがあります。
必須ではないものの、最低限の英語力を持っていれば外国語学習においてアドバンテージになることは確かです。