今回はイランを代表する空手家ニマ・フェイジ選手に話を聞くことができたのでその内容を記事にまとめます!
外国人空手家のひとりであるニマ選手の、空手に対する想いと日本で感じたことを聞きくことができました!
大の親日家ぶりも伝わってくるニマ選手のインタビューの様子もYouTubeにもアップしてます!
それでは早速いってみよう!
ニマ選手はイランの空手王者!
空手歴は28年!!
ニマ選手は今年で39歳!
今なお現役で極真空手の選手として活躍しています。
空手を始めたのは11歳のころで、今年での空手歴は28年!
この年で現役で戦い続けている空手家は世界でも数えるほどしかいないそうです。
インスタグラムでは、すねでコンクリートを破壊するとんでもない映像も公開しているえげつない力の持ち主です。
イランでも空手が人気!
ニマ選手によると、少くともテヘラン市内のでは
各通りに少なくとも2、3か所は空手を練習できる場所がくらい。
また、空手に取り組んでいるイラン人もたくさんいるそうです。
イランは重量挙げやレスリングが有名ですが、空手の選手人口もかなり多いそうです!
きっかけは「空手の天才」の映像
空手との出会いは11歳のころに偶然観た空手の世界大会の映像。
その映像に映っていた「空手の天才」の異名を持つ空手家を見たことが空手を始めるきっかけになったそうです。
極真空手の魅力に取りつかれ、以来30年近く空手に励んでいます。
ほぼ自力で頂点に上り詰める!
始めたての頃は道場で指導を受けていたけれど、のちにひとりでトレーニングに努めたそうです。
それからイラン国内の大会のみならず、アジア大会、世界大会で優秀な成績をおさめています。
恵まれた指導環境にいなくても世界と戦える空手家になれたことはすごいことですよね!
そしてそれを28年も続ける精神力に脱帽です。
インタビューの際、しきりにどれだけ空手が大好きなのかを語ってくれました。
動画では長くなってしまったのでカットした部分がありますが、空手の話になると楽しそうにたくさん話を聞かせてもらえました。
今後の目標は真の空手家になること!
28年もの間、空手に取り組んでいるニマ選手。
大会での優勝回数は数えきれず、ほとんど目標は達成できたそうです。
しかし、まだ達成したい目標があるそうです。
- 日本で優勝すること
- 真の空手家になること
ニマ選手の言う「真の空手家」とは?
真の空手家になるには常に空手の精神を持ち、
精神的にも肉体的にも空手にすべてをささげなければならない。娯楽やお金を稼ぐことへの執着、楽な選択から離れなければならず、その道は困難を極めます。
ただ、空手を愛していれば乗り越えることができる。
Nima Feizi
輝かしい成績をもつニマ選手でもまだまだ道半ばだそうです。
空手の精神に終わりはない。だから38歳になってもまだまだ続けているんだそうです。
空手にすべてを捧げる強い想いが、彼の目から伝わってきました!
日本について聞いてみた
2009年から2023年現在まで、毎年1回から4回は来日しているというニマ選手。
すべて空手のための来日しているそうです。
何度も来日経験があることから、日本についていろいろ聞いてみました!
日本人と日本文化が大好き!
11歳で空手と出会い、極真空手に惚れ込んだニマ選手は大の親日家!
日本人の敬意を表す国民性や日本食などの日本の文化が大好きでだそうです。
日本文化の8割を空手から学んだという彼は、日本に来た時に全然カルチャーショックを感じなかったそうです。
日本食も大好き!
日本食はどれも好きだけどやっぱり1番は寿司!
不動の人気ですね!いまのところインタビューした外国人は全員寿司が1番好きです(笑)
ほかにも、刺身、しゃぶしゃぶ、焼き肉、てんぷらなど
代表的な日本食は食べつくしています。
インタビュー後に居酒屋に行ったとき、CMで使えそうなくらいサッポロビールのおいしさに感動していました。
イランでは日本製品が人気!
イラン人が喜ぶ日本のお土産を聞くと
間違いなく日本の電化製品だと答えました。
日本のブランド力は強いようで、
SONY、Panasonic、東芝、トヨタ、日産などイラン国内にたくさんの日本製品が使われています。
最近は経済的な要因で新品の日本製品を入手することが難しくなっているので喜ばれそうですね。
イランで「日産」はある車の代名詞!?
ところでイランでは「日産」は「ネイサーン」のような発音をします。
イラン人は「ネイサーン」というと青くてごつい画像のような車を思い浮かべるそうです。
そして運転はたいてい荒くいので、車が多く事故が多いイランでは恐れられているそうです。
事故に遭ったらただでは済まない車体の大きさなので、「ネイサーン」が見えたら逃げるほどだとか。
日産からしたらとんだ風評被害ですね。
みんな信号守ることに驚いた!
イランでは信号無視が多いため、日本人が狭い道の信号でもちゃんと待つことに驚いたそうです。
それと同時に、日本っていい国だと感動したとのこと。
ニマ選手も日本で信号を守ることでいい気分になるそうで
自分もこんな文化の中で暮らしたいといっていました。
ニマ選手が深夜に散歩していた時、誰もいなかったので赤信号を渡ったことがあるそうです。
そのあと信号待ちをしている犬をみて恥ずかしくなったそうです(笑)犬すら信号待ちする国は、衝撃ですよね!
まとめ
今回はニマ選手の空手に対する想いと日本で感じたことを聞くことができました。
38歳現役で結果を出すニマ選手は、努力家で尊敬に値します。
今回インタビューで自分のすごさを語るときに謙遜していて、イラン人らしいと感じました!
ニマ選手のインスタグラムはこちらです。
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