外国人にインタビュー第3弾!
今回は6回目の来日で半年前に移住したアメリカ人にインタビューしました!
なぜ6回も日本に来たのか、なぜそんなに日本が大好きなのか、日本で不快に思ったことなど、気になる質問をぶつけてきました。
動画版フルバージョンはYouTubeにアップしています。
それでは早速いってみよう!
6回も何しに来たの?
日本語学校に通うため
6回の中で日本の日本語学校で勉強するために来ることが多かったそうです。
これまでに3校の日本語学校を渡り歩いたという猛者(笑)
移住のためにも日本語能力は欠かせないですよね!
1校では飽き足らず、3校も渡り歩いているところに日本語への執着心を感じます。
TEFLの認定証を取得するため
TEFL(テフル)とは、Teaching English as a Foreign Languageの略語で、英語が定着していない国における英語教授法を学ぶ学問領域のこと
神田外語EXTENSION
日本でTEFLの認定書をもらうと日本で英語教師としての仕事が見つかりやすくなるそうです!
旅行だけではなく、日本に移住する未来を見据えて行動していたんですね!
日本で生活するためには日本語能力と仕事が必要ですが
その両方を着々と準備していたようです。
ボランティアに参加するため
自分の将来の移住のためだけでなく、ボランティア活動に参加するために来日したこともあるそうです。
ひとつは、障がいや精神疾患などで苦労している子供たちを支援するデイキャンプに参加するために滋賀県の草津に行ったそうです。
もうひとつのボランティアは、東京で動物シェルターの支援に参加したそうです。
慈善活動にも熱心な方が日本に移住してくれるのはとてもうれしいことですよね!
留学するため
大学に留学するために秋田県に行ったこともあるそうです。
毎回旅行だけして楽しんで終わりではなく、きちんとした目的と目標を持っていてとても有意義な6回の来日だなぁと感じました!
なんでそんなに日本に夢中なの?
6回も来日するほどのコアな日本ファン!
なぜそんなに日本に夢中なのか聞いてみると、いくつか理由があるそうで…
まずとにかくアメリカにいるよりも日本にいたほうが居心地がいいそうです。
また、日本の音楽や自然、ファッションや食に興味をひかれたことも大きな要因だそうです。
加えて日本人とのほうがうまく付き合えるそうで、来日のたびにいい友達を作ることができたことも日本に住みたくなった理由とのこと。
さらには公共交通機関が充実しているので車なしでいろいろなところに行けるのが魅力だそうです!
日本でお気に入りの場所は?
これまで、東京・神奈川(横浜)・埼玉県・滋賀県(草津市)・栃木県(日光市)・奈良県に行ったことがあるそうです。
この中で特に印象に残っているのが、奈良公園の鹿!
エサをあげるなどして触れ合うのがとても楽しかったそうです。
日本で不快に思ったことは?
不愛想な高齢者
同僚のペットの世話を手伝っていたときのこと。
ペットの世話で出たごみを捨てに行こうとしたら突然年配の男性が出てきて
「どこに住んでる!?」「そこに捨てるな!」「なにしてんの?」といった感じで詰め寄ってきたそうです。
出す日や場所が違ったのかと思いその人に聞くと返事は「知らん!」
これではただ外国人に怒鳴りたかった人に見えてしまいますね…
詳しい状況が分からないので何とも言えませんが、何が正しいかわからないのにそれはダメと言うのは筋が通ってない気がしますね。
外国人だから、知らないから何してもいいというわけではありませんが
何か間違っているなら、何がどう間違っているのか伝えるのがまず第一だと思います。
それでも無視するようであれば怒られても仕方ないですが…
今回の件は初めてのことだったとのことなので、注意するにももっと人と話すうえでの配慮は必要だったと思います。特にわからないことが多い外国人に対して威嚇するのは人として良くないことは確かです。
外国人お断りのレストラン
浅草で友達と食事する場所を探していたときのこと。
ある店の看板に「Japanese Only」と書いてあるのを発見し、しばらく中の様子を見ていると中の客にじろじろ見られたそうです。
観光地でもある浅草に、公然と外国人差別の看板が掲げられているとは恥ずべきことですね。
過去に外国人の客が迷惑行為をしたのか理由はわかりませんが、
日本人以外を全員敵視しているように見えるこの看板は世界の常識的におかしいです。
じろじろ見られる!
必ずしも嫌がらせをしようとしているわけではないと思いますが
とにかく高齢者にじろじろ見られるのが嫌だそうです。
話しかけもせずにじろじろ見られるのは君が悪いですよね…
外国人を見られれていないからなのかついつい見てしまっているのかもしれませんが、はっきり言って気味が悪いです。
私も外国人の妻と外出したときに、「あの人じろじろ見てるな」っていうのははっきり分かります。ひどいときにはこちらを指さして誰かと話していたりします。(物じゃないんですが…)
日本にはまだまだ外国人との交流機会が少ない人が多く
相互理解が進んでいない現状を改めて痛感しました。
まとめ
今回は日本が好きすぎて移住しちゃったアメリカ人にインタビューを受けていただきました!
日本語の勉強やボランティアなどのために6回も来日したと聞いて、日本はほかの国とは別格だと思ってくれているんだなぁと思いました!
移住という決断までするとは、日本の大ファンですね。
日本のいいところも教えてくれましたが、率直に日本で不快に感じてしまったことも聞くことができました。
これからも日本に移住してくる外国人は増えていくでしょう。日本が好きで来たのに、排他的な日本社会のせいで興味を失うことがあれば、それはとても残念なことです。
もちろん移住してくる側の外国人が適応する努力を怠ってはいけません。
ただ日本人としても、異なる文化を持つ人々を理解して共生していくような社会を作っていくべきだと思っています。
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