国際結婚って日本人同士の結婚と何が違うか知っていますか？
２つの国が関わってくるので、複雑で時間がかかることが多いです。
私はイランへ一人旅に行った際に出会い
３年間の国際遠距離恋愛を経て結婚しました。
具体的にどんな風に国際結婚が成立するのか、
この記事では、私の日本での国際結婚手続きの経験をご紹介します。
私の妻はイラン人なので比較的国際結婚の実績が少ない国の方との結婚に興味がある方は参考になると思います。
この記事を読むことで日本での国際結婚の流れや注意点を理解することができます。
それでは行ってみよう！
国際結婚の婚姻届記入方法は日本人同士と変わらない
国際結婚であっても日本での婚姻届の提出方法に違いはありません。
私の場合は婚約者が海外にいたので、直筆で署名してもらうために原本を送りました。
婚姻届の書き方は日本人同士と変わらないのですが
国際結婚ではこれだけで手続きをが完了するわけではありません。
提出したあとに婚姻要件を満たしているか確認が必要
日本の役所は当然日本の婚姻資格要件を把握しているのですが、
パートナーの国の婚姻資格要件は確認しなければなりません。
国際結婚は、原則として夫婦のそれぞれ国籍のある国で婚姻手続きを
成立させなければなりません。
中国や韓国などのアジア諸国との結婚は比較的多いため、
地方でもなければそれほど大変ではないかもしれません。
以下のような国の方との結婚は比較的手続きに時間がかかります。
- 比較的に日本人との国際結婚の実績が少ない国
- 国の制度が日本とはかなり異なる国
まず頻繁にある国との国際結婚の手続きを行っている役所は
その国の婚姻要件を理解しているはずです。
となれば必要書類がなにかも把握しており、具体的にどうすれば教えてくれるでしょう。
また婚姻要件具備証明書という書類を発行する国の場合は
その書面で要件を満たしていることが証明できるので難易度は下がります。
国によって追加で用意する書類が異なる
役所にとって前例がなく、婚姻要件具備証明書も発行されない国際結婚の場合は
- 婚姻要件はどうなっているのか
- どうやったらそれを証明できるのか
これらについて調べなくてはなりません。
また頻繁に制度が変わったりするような国の場合は
最新情報がどれか精査する必要もあります。
私の妻はイラン人なのですが、イランの場合は
- 父親が同意しているという証明書
- 身分証明書（写真つきで国民番号・年齢・性別・宗教・父親の名前などが書かれている）
- 出生証明書
- パスポート
これらを提示しました。
イランで発行された証明書は翻訳も出さなければなりませんが、翻訳者は本人でも大丈夫です。
この書類は一度に役所に持って行ったわけではなく
あとから電話で追加で必要なものがあるといわれて、何回か出しに行った記憶があります。
国際郵便で書類のやりとり
パスポートや身分証はコピーで大丈夫ですが
イランで発行された証明書は原本をおくってもらわなければなりませんでした。
イランでの発行にも時間がかかり、それが国際郵便で届いたら翻訳して提出…と
時間と手間がかかりましたね…
3ヶ月後くらい受理。でも入籍日は提出日
何度も役所と電話のやり取りをしたり、書類の提出に行ったりしてようやく
３か月後くらいに婚姻届けが受理されました！
入籍日に特別こだわりはなかったのですが、
区切りである〇月１日にしたいと思っていたので、
仕事終わりに役所の時間外に婚姻届けを提出しに行っていました。
ところが、受理されたのは３か月後。
せっかく夜に出しに行ったし、人生における新しいスタートした日と思っていたのに
記念日が中途半端な日になってしまった…
と思いましたが大丈夫でした。
受理には３カ月かかりましたが、婚姻届けに記入した日（窓口に提出した日）が
入籍日になります。
ただすぐ成立したわけではないので、気持ちは複雑になるんですけどね
最後に
私の日本での国際結婚手続きの経験をご紹介しました。
パートナーの国の制度が複雑だったり、役所の仕事が遅かったりすると
受理までに苦労しますが、
要件を満たしている純粋な結婚なら受理されないことはないはずなので安心してください。
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