今回は、9度目の来日でついに日本に移住したイギリス人男性、アンドリューさんにインタビューしました!
日本に来ることが「生涯の夢」だった彼が語る、日本への思いと日本人のちょっと危なっかしい習慣とは?
在留カードを受け取った瞬間の感動のエピソードも必見です。
それでは早速いってみよう!
日本は「生涯の夢」だった

イギリスのニューカッスル出身の、34歳のアンドリューさん。
初めて日本に来たのは26歳のとき。奥さんとの新婚旅行だったそうです。
今回が9回目の来日で、これまでに3か月の滞在を4回、短い旅行も何度かしていて、今回はもう7か月も日本にいるとのこと。
日本に憧れたきっかけは、子供のころのゲームやアニメでした。
「ゲームボーイやプレイステーションの裏を見ると、全部日本のものばかり。超クールで洗練されていた」
「最初のアニメは海賊版のVHSで観たんだ」
そんな少年時代の夢が、新婚旅行でついに叶ったわけです。
日本語については、「流暢ですか?」とよく聞かれるそうですが、「外国人が日本に住んでいても、流暢になることは決してできない」と謙虚に答えていました。
一番の思い出は伏見稲荷と富士山
一番印象に残っている場所を聞くと、新婚旅行で訪れた箱根・京都・大阪の話をしてくれました。
・伏見稲荷大社:本でしか見たことがなかった場所を実際に見て触れられた特別な体験
・東海道新幹線から見た富士山:快晴で、山頂の上に小さな輪っか状の雲があった
・鎌倉:レンタカーで日本人の友達とドライブ
「夏よりも日本の冬が好き」という理由は、空気が澄んで、遠くまで見渡せるからだそうです。夏は何週間も富士山が見えなかったとか(笑)
ちなみに奥さんのお気に入りはUSJ。今年だけでもう7回も行っていて、年間パスも持っているそうです!
今年はお神輿を担ぐ体験もしたそうです。
友達の友達が神輿の団体にいて、半纏を貸してもらったのだとか。みんなが声をかけてビールをどんどんくれて、人生で一番お酒を飲んだ日になったとのこと(笑)
日本とシンガポール、どっちが好き?
タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、香港、韓国、台湾と、アジアの国を数多く旅してきたアンドリューさん。
その中で一番好きなのはシンガポールで、日本とは「かなりの接戦」だそうです。
シンガポールが日本を少し上回る理由は、
言葉の壁がないことと、人々が少しリラックスしていること
日本の文化は緊張や心配、不安が強く感じられるそうです。
一方で、日本は治安が良くて清潔で、食べ物も飲み物もおいしく、24時間何でも手に入る点は大きな魅力。
ただ、選択肢が多すぎると「何をしたらいいか分からなくなる」ことも。
イギリスは何もないから、時間があればすぐ出かけるんだけど、と笑っていました。
日本で一番危険なのは「ママチャリ」!?
「イギリス人は愚痴好き」というステレオタイプを踏まえて、日本で愚痴りたいことを聞いてみると…
日本人の自転車の乗り方が一番イライラする!
具体的には、次の点が気になるそうです。
① サドルが低くてペダルが漕ぎにくそうに見える
② 一時停止をせず、周りを確認せずに進む
③ 子供を乗せたまま後ろを向いて話している(死角から何か来るかも)
ゲストハウスに新しい人が来ると、いつも「自転車には気をつけてね」と伝えるそうです。
タイトルの通り、日本で最も危険なものはママチャリなんだとか(笑)
日本人にとっては日常の光景でも、外国人の目にはかなり危なく見えているようです。観光客や外国人の友達を案内するときは、自転車に気をつけるよう声をかけてあげたいですね。
怒り方も、仲直りも日本とは違う
夫婦喧嘩のあとの仲直り方法を聞くと、こう答えてくれました。
その晩ずっと口をきかなくても、次の日に持ち越さない。
朝になったら冷静に、もう少し賢く話すようにしている
また、日本人とイギリス人の怒りの表現の違いについては、
イギリス人はもっと直接的。職場でも、最終的に達成したいことを先に言う。
日本の文化はとても繊細で、空気を読むのが難しいけれど、時間がたてば少しずつ分かる
深夜の駅の外でカップルが口論しているのを見るのは、ちょっとした娯楽になっているそうです(笑)
在留カードを受け取ったとき
インタビューの中でも特に印象的だったのが、在留カードを受け取ったときの話です。
アンドリューさんは、実際に手にするまで「手にする前にニワトリを数えるな」と、ずっと平常心を保っていたそうです。
受け取った瞬間は涙が出るほどうれしかった。
お母さんに報告したあと、仕事中の奥さんに会いに行くと、満面の笑みで飛び込んできてくれた。
「まさに夢が叶った」
日本に来る目標を達成したあと、「次に何をすればいいのか分からなくなる時もある」とも率直に語っていました。それでも「継続するしかない」という姿に、勇気をもらった人も多いのではないでしょうか。
ちなみに日本で暮らす外国人の手続きや結婚については、こちらの記事も参考にしてください。
好きな格言は「Shy bairns get nowt」
最後に、好きなイギリスの格言を聞いてみました。
Shy bairns get nowt
(内気な子は何も得られない)
ニューカッスルの方言「ジョーディ」の格言
やりたいことがあるなら、思い切って自分から動く。
一生懸命やっていれば、自然と周りの人が助けてくれるようになる。
恥ずかしがって何もしないほうが、あとで後悔するよ、というメッセージでした。
動画では、アンドリューさんの和柄のタトゥー(打ち出の小槌、舞妓さん、どこでもドアに入るドラえもんなど)の紹介もあるので、ぜひチェックしてみてください!
まとめ:9回目の来日で移住したイギリス人の本音
① 日本は子供のころからの「生涯の夢」
② 伏見稲荷や新幹線から見た富士山が一番の思い出
③ シンガポールとは接戦。日本はなんでもあるが、少し緊張感が強い
④ 日本で最も危険なものは、ママチャリ
⑤ 在留カードの受け取りは「人生で一番最高の気分」
日本の「当たり前」が、外国人の目にはどう映っているのかがよく分かるインタビューでした。
動画もぜひ見てみてください。コメント欄でみなさんの意見も教えてくださいね!






